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26・ショーに出演出来る?

念願のデビューは?

改装工事完了!無事店もオープンして前よりも断然お客さんの入りも良く目が回るほどの忙しさだった。

今度の店内は、舞台は前より全体的に3割ほど大きくなっていて音響設備と照明設備がかなり豪華に、床の状態も良くいい音が出せるようにと工夫されている。客席は舞台を半円状に囲み後ろに行くほど階段状に高さが変えられていてどこからでもショーが良く見れるようになっている。まさにショーダンス専門の様になっている。これならお客さんも満足するだろう。

たまにボビーは誰もいないこのステージに立って・・・・ここから見る客席はこんな感じに見えるんだ?いつも反対から見てるからな!ここで踊ったら凄いだろうな?ライトを浴びて!気持ちいいだろうな?ちょっと俺もやってみたいな!・・・。やみつきになったりして。でも下手じゃあダメだけどね!スターと言われたいよ!俺も!何てね。贅沢か!

連日へとへとになって働いていると・・・・・・、マネージャーから。

ボビーお前もそろそろショーに出れる準備をしたらどうだ!そうだキャシーもやって見ろ!一人では寂しいからな何人かいれば心強いだろ。まずは来週から訓練、先輩からやり方を良く聞いてやってくれ、ダメなら降ろすからな!いいな!

またもやマネージャーからの爆弾発言!夢にも思わなかったショーダンスへの出演!本当は嬉しい、でも不安しか頭の中には無かった。都会にいるときに少しはダンスを習ってみたものの・・・・・まるでダメ!こんな俺でも何とかなるのだろうか?それよりここでは何とかなるでは全くダメだ!かなりのレベルが無いと。キャシーはどうなんだろう?あの子は俺より後に店に入ってきた子だが、以前は何をやっていたのか?それより何処の誰なのかもわからない!おとなしい子だからな?でもああ言うのに限って強烈なやつがいるからな!!!人は見かけによらないとはこのことだよ!

★初舞台、思えばあれが初舞台なんだな?これほど簡単に通り過ぎてしまったものは無い!何と言っても舞台と言うものを知らないのだから!怖いものなど全くない!こんな無謀な考えで!いつの事だったろう?突然、舞台と言う言葉を聞いたのは、当たり前のように練習、訓練と繰り返している内に有る程度形になってきた時だった。その形になってきたことをどうするのだ?と考えるようになってきた。これはここで終わり、新たに次を始めればいいのだ。と割り切って。でもそれが何度も繰り返されると今度はここで終わりと言うものがもったいなくなってくる。そんなときだろうかこれを披露してはどうか?何処で?もちろん人前で!誰もいないところでは意味がない!これは古く昔から行われてきたことで、演じる側と鑑賞する側。それを一つにまとめた場所が劇場!演じる側は舞台上へ、鑑賞する側は客席へ、このような区分が作られるようになった。

まいったな~、全然出来ないよー、仕事と練習、もう俺はへとへとだよ!それにしてもキャシーは強いな!くたばった顔もそんなにしないし、それにそこそこ踊れる!何かやってたのかな?しゃくにさわる奴だ!クソー!このままじゃ落とされるな、何とかしないと、まずは体を柔らかくしないといけない。

それからと言うもの、どうしても上手くなるんだと仕事が終わってからの自主訓練が連日行われた。完全に1人で、もっぱら練習場所は夜の公演、暑さに寒さ、どちらも辛い。

ポリー達もこんな練習していたのかな?これは大変だ!そうだよなー簡単にはあれだけのスターにはなれないよ。俺なんかもうダメかと思っちゃうよ。だも誰でも最初が有るからな!そう誰でも最初は下手なんだ!この言葉を自分に言い聞かせて。頑張らなければ。

ランク付けの日が来た。ABCランクだ。キャシーはと言うともちろんA、肝心の俺は・・・・C。何とも・・・・・仕方がない。出だしが違うからな!彼女は小さい頃にダンスを習っていたらしい。全く気に入らないぜ!

みんな集まってくれ!今日ランク付けが出た、見ての通りだが、実際にショーに出るのはAランクとBランクだCランクのグループはやり直しかこのグループから降りてもらう、そのつもりで。それでは解散!

大変なことになったよ!俺は外れかな?ここまで来て?そんなのイヤだな!ここでショーに出られればポーリー達に近づけるのに!後には下がれないな。こうしていても仕方がない、練習だ!これしか今はない。

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